四国八十八ヶ所、逆打ちの旅 その1
昨年末に四国八十八ヶ所巡りをしました。
その時の珍道中をぼちぼち綴っていきたいと思います。
例年は年の瀬ギリギリまで働き詰めなんです。
ですが今年の年末は珍しく仕事納めがとても早い!!
せっかくなので何処かに行きたいなぁと数ヶ月前からぼんやり考えていました…
12/23
お遍路さんの旅に出ました。
今年は閏年、丙申の年。
60年に一度の逆打ちの好機だそうで、普通の順打ちで得られる、3倍や5倍の御利益があるそうです。
今年最後のチャンスに、とっても素晴らしいお誘いをいただきました😊💖
8日間で全て回るという、超弾丸ツアー!!
午前4時。まだ皆が寝静まっている頃、大阪を出発。
高速は空いていて、3時間弱で四国入りしました。
まず香川県88番『大窪寺』で、お遍路さんセットを買い揃えました。
*お遍路さんに必要なもの*
○白衣
オーソドックスなものと、袖のないものがあります。
背中側に「同行二人」と書いてあります。
お遍路中は弘法大師様と常に一緒に行動している、見守ってくださっているという意味があります。
○輪袈裟
肩にかけるものです。
○納め札
お参りしたお寺の「本堂」と「大師堂」にそれぞれ設置している「納め札入れ」に納めるお札。
参拝日、住所、氏名、年齢、お願いごとをあらかじめ記入して持ち歩きます。
道中に出会った方へ、名刺がわりとしてお渡しする事もあります。
○納経帳
参拝した証として、各お寺の「納経所」で墨書と御朱印をいただくための帳面です。
参る度に重ねて印を押してもらいます。
何度も回っているお遍路さんの納経帳は印で真っ赤になっていくそうです。
墨書と御朱印は納経帳だけでなく、白衣やお軸にしてもらっている方もいらっしゃいます。
亡くなった時に納経していただいた白衣を身につけたり、帳面をお棺に入れてもらうと、あの世でこれだけ徳を積みましたという証となるそうです。
因みに納経帳への納経料金は1ヶ寺につき300円。
朝7時から夕方4時半〜5時まで受け付けています。
その他に
○数珠
○経本
○ろうそく
○お線香
こういった諸々を入れる『頭陀袋』も販売していますが、代わりになる斜め掛けポーチを持参しておくと便利です。
順打ちスタートとなる1番目のお寺『霊山寺』
逆打ちスタートとなる88番目のお寺『大窪寺』
の売店で販売しています。
その2に続く