青空ヨガ 追記 ②
今回の青空ヨガの参加費はすべてインド、ブッダガヤにある、『仏心寺』さん
へ寄付させていただきます。
半年前に10日間ほどインド旅行をしました。
インドへ行くにあたり、絶対に外せなかったのがブッダガヤでした。
ブッダガヤは、ブッダが悟りを開いたと言われる場所です。
ブッダガヤの象徴、世界遺産マハボディ寺院
壁面にはたくさんの仏像が彫られており、細部までとても美しい。
こういった建築物が周りにも数々あります。
寺院の中には大きな菩提樹の木があり、この下でブッダが悟りを開いたそう。
世界中の仏教徒が修行に来られる聖地です。
響くお経も様々な外国語です。
色とりどりなお揃いの袈裟を着た団体も多く、私達のような観光客はあまりいませんでした。
国の違いはあっても、ここに来ている方達の志しは皆同じような気がして、包み込まれるような優しい風が吹く神聖な場所でした。
お寺の外観や中の壁画の色使いなども各国の特色が出ていて大変面白く、見応えがあります。
日本寺のすぐ近くに『仏心寺』さんがあります。
修行をしたい旅人が安心して宿泊できるゲストハウスとして開放されています。
日本では当たり前のバストイレ付きのお部屋ですが、ふたつとも揃っている宿泊施設はここブッダガヤでは奇跡的なくらい珍しいのだそう。
それなりの心構えをしていたので、とても清潔感のあるきれいなお部屋に驚きました。
宿泊費はドネーション(お心付け)。
チップの習慣がない日本人にはお値段を自分で決めるのって難しいんです💦
ロビーは、昼間は地域の子ども達の学校として使用されています。
子ども達の制服や教材、先生のお給料などもすべてドネーションで賄われています。
お菓子をあげたらかわいいスマイルで喜んでもらえました😊
一歩外に出るとこんな感じ。
とても裕福とは言えない地区です。
テロもあるそうです。
日本寺の敷地内にも学校があります。
そこにいらしたインド人のおじさんが、笑顔で私達に手を合わせこうおっしゃいました。
「日本人はこれまでたくさんの援助をしてくださった。
私達にとっては日本人は『日本人様』なんですよ。
ありがとうございます。」
それを聞いた時、涙が出ました。
私達はきれいな所に当たり前に住んでいて、ここに暮らしている方々には、はるか想像もつかないくらいの贅沢な生活をしているのに『日本人様』なんて…
カースト制度がまだまだ根強く残っているインドは衝撃的な光景がとても多かったです。
同じようにこの時代に生まれてきたのに、生まれた国や場所やお家柄でこんなにも差があるという現実を目の当たりにしました。
たとえ今がとても貧しく辛い状況であっても決して自暴自棄になどならず、来世をよりよくする為に日々徳を積み生活されているそう…
お札はどれもぐしゃぐしゃで、日本のお札みたいに綺麗なものには巡り会えません。
裸足でボロボロの服を着た小学生位の子供達も、痩せ細り歩くのもままならないようなご老人も、このお札を握りしめ皆必死で働き今を懸命に生きているから。
本当にいろんな事を考えさせられる旅でした。
あれから半年が経ち、お世話になった仏心寺さんや、ブッダガヤでの出来事を思い出し、心の整理をして。
今回のチャリティイベントを企画しました。
参加希望のみなさん、このページをたまたま見てくださったみなさんも、もしインドへ行かれる事がありましたら是非、ブッダガヤにも足を運んでみてください！
(レンタルショップにあります)
東野さんがこうおっしゃった場所です。
機会があればぜひ訪れてみてください🎵
私ももう一度必ず行こうと、一緒に行った講師仲間の親友と誓いました✨
